別居日が争いになった事例(解決事例112)

別居日が争いになった事例

離婚等請求事件 女性(Xさん)  

事情

長女が県外に進学したことに伴い依頼者(妻)が進学先の近くの実家に子を連れて引越したところ,別居が長く続いたことが理由で相手方から離婚調停を申し立てられた事例です。  

結果

別居日は,夫婦の経済的協力関係が終了した時点であり,夫からの生活費の仕送りや妻の週1~2回程度の夫への家事労働の提供の事実等を主張し,別居日をこちらに有利に合意を成立させました。また,依頼者は,別居の前後で夫の保険の解約返戻金,財形年金,共有不動産の売却代金等を全額取得していたところ,それらの返還請求も生活費への充当の主張や相手方の退職金の分与請求との相殺の主張などによって全て排除しました。また,養育費も22歳まで取得することの合意を得ました。  

解決ポイント

別居日は,長期の別居により離婚事由に該当するかという観点のほか,財産分与の基準日という観点からも重要となります。そして,単身赴任からそのまま離婚に至った場合や家庭内別居などの別居日が問題になる事案では,別居日の解釈や別居の実態があったっかが争点となります。このような別居日の解釈や立証方法については専門的に相談することをおすすめします。

 

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