離婚前に合意済の慰謝料支払について減額(半額)させた事例(解決事例19)

離婚前に合意済の慰謝料支払について減額(半額)させた事例

依頼者:男性(相談時55歳、Tさん)

事情

Sさんは、Sさんの記憶では一回しか暴力をふるっていないが、 日常的に暴力があったとして、妻から慰謝料300万円を請求されていました。 離婚については協議中でしたが、Sさんが、女性のスカートの中を盗撮して逮捕され、 そのことが決定的な出来事となって妻と離婚することになりました。 その際、暴力の件について Sさんが慰謝料300万円について支払うという内容で妻と合意していました。 しかし、よく考えると、1度しか暴力をふるっていないのに 300万円はあまりにも高額すぎるのではないかと思い、当事務所にお越しになりました。

 

 

結果

まず、内容証明郵便にて元妻に慰謝料請求理由がないこと、 あったとしても既に放棄がなされている旨を送付しました。 しかし元妻が慰謝料合意の証拠と暴行の証拠を出してきて 300万円の半額の150万円を請求してきました。 しかし弁護士は150万円でも少し過大請求であると考え、交渉を続けました。 既に300万円の慰謝料合意が離婚時に不本意ながらされていたため、 30万円や50万円といった金額では元妻が合意しないことはあきらかであり、 かといって訴訟になると費用もかるということも考え、100万円の示談を提案しました。 結果的に、その100万円で示談が成立しました。 Sさんの主張をきっちりと述べながらも 裁判になった場合のリスク等も考えて最初から妥当な和解額を提案できたことにより、 1か月という早期解決につながりました。

 

弁護士のサポート内容

継続離婚サポートプラン(3ヶ月)→代理交渉、書類作成
 

 

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