当初、離婚を拒否していた夫と、最終的に離婚が成立した事例(解決事例134)
当初、離婚を拒否していた夫と、最終的に離婚が成立した事例
離婚等請求事件
女性(Xさん)
事情
相談者(Xさん)は、夫(Yさん)と結婚期間中、日々暴言等を浴びせられ恐怖を感じることが多く、最終的に大きな出来事があり、一緒に生活をすることができないと感じて、子供らと共に実家に逃げ帰りました。Xさんは、Yさんとの離婚を決意しましたが、Yさんと話をすることが怖く、離婚に向けた話し合いが自分自身ではできないと思い、当事務所にご相談に来られました。
結果
弁護士がYさんに連絡をし、Xさんに変わって、離婚に関する話し合いを行いました。しかし、当初、Yさんは離婚それ自体を拒否されたため、離婚調停を申立てました。調停では、離婚それ自体が争いとなりましたが、弁護士がYさんに有利な財産分与等の条件を提示する等して粘り強く交渉をした結果、最終的に財産分与としてYさんが320万円をXさんに支払うという内容で離婚が成立しました。
解決ポイント
Yさんは当初、離婚それ自体を否定されていましたが、Yさん自身、離婚の話を継続することにストレスを感じており、早く終わらせたいという考えが徐々に出現してきました。また、当方よりYさんにとって有利な財産分与等の条件を提示する等したことにより、YさんもXさんと離婚する決意に至りました。このように離婚それ自体が争点になる場合であっても、弁護士が粘り強く交渉することで、最終的に離婚という結論に至る可能性もありますので、是非一度、当所にご相談ください。