弁護士が就くことで折り合いのつかなかった点も全て取り決めることができた事例(解決事例58)
弁護士が就くことで折り合いのつかなかった点も全て取り決めることができた事例
離婚等請求事件
女性(Xさん)
事情
依頼者(Xさん)は、数年前に結婚しましたが、それ以降、 夫から暴言を浴びせられるようになっていました。
ある日、夫の暴言がエスカレートして、Xさんの両親を呼びつけて土下座させる騒ぎになり、その際、夫とXさんの父親がもみ合いになってけがをしたため、 110番通報する事態となりました。
その後、警察から別居を勧められたため、別居するようになり、 冷静に考えた結果、夫との離婚を考えるようになり、弊事務所にご相談いただきました。
当時は、夫とのやりとりにも恐怖を感じるような状態であり、 交渉をすべて任せたいとのことで、ご依頼いただきました。
結果
弁護士が代理人となり、受任通知を発送して交渉を開始したところ、 夫側も代理人をつけて交渉するようになりました。
しかし、条件に隔たりがあったため、当方から離婚調停を申し立てました。
その後、数回の調停期日を経て、 離婚、親権、養育費等について取り決めることができました。
解決ポイント
暴言があったというのはなかなか証拠に残らないものであり、 どのように訴えていくかを考えさせられました。この件では、暴言があったあとにメモを残していたため、 ある程度の内容を調停でも具体的に訴えることができました。