相手方が主張するDVの主張を排斥し、不当な慰謝料の支払を回避した事例(解決事例141)
相手方が主張するDVの主張を排斥し、不当な慰謝料の支払を回避した事例
離婚等請求事件
男性(Aさん)
事情
相手方が突然別居し、離婚の申入れを行ってきた事案です。
当初は自身で調停を行っていたが、不成立となり、相手方から訴訟を提起されたことから相談に来られました。
相手方は、慰謝料300万円、養育費3万円の支払を請求していました。
結果
養育費2万円、慰謝料の支払無しで離婚が成立しました。
また、不動産についても、当方がローンを全額支払った後は、当方が所有権を取得することについて、和解条項に入れ ることが出来ました。
解決ポイント
慰謝料の請求に対しては、相手方が主張するようなDVの事実がないことを詳細に主張しました。
養育費の算定に当たっては、依頼者が現在転職活動中でアルバイトをしている関係で所得が上がっているが、これはあくまで一時的な物であり前職の給与額を基準として算出すべきと主張し、これが認められました。