依頼から2週間で離婚が成立し、親権獲得および相手方への財産分与なしで合意が得られた事例(解決事例121)
依頼から2週間で離婚が成立し、親権獲得および相手方への財産分与なしで合意が得られた事例
離婚等請求事件
男性(Yさん)
事情
妻が、自宅マンションに男性を連れ込んでいることが発覚し、離婚の相談をすべく、来所された。
結果
相手方との離婚交渉についてご依頼をうけたところ、依頼から2週間で、親権獲得の上、財産分与なしとして離婚することができた。
解決ポイント
相手方の不貞行為について、証拠はあるものの、当方から請求できる慰謝料額に比べて、支払うべき財産分与額が非常に大きくなってしまうことが予測される案件であった。相手方は離婚に応じない姿勢をみせていたため、不貞行為の証拠を慎重に集めるよう検討していた。 しかし、当方が相手方の不貞行為を認識していることが発覚した。相手方は行為を認めていたものの、後に否認に転ずるおそれがあったことから、早期に離婚を成立させる必要を感じ、親権をこちらが獲得する形で離婚に同意させ、他の条件は別途定めるものとして、書面を交わした。そのうえで、弁護士が相手方と直接面談し、慰謝料や養育費を請求しないこと、面会交流には十分に応じることを条件に財産分与請求権を放棄するよう協議し、かかる内容で合意することができた。
- 不貞行為を理由に慰謝料の支払いを求められたが、早期の離婚が成立した事例(事例194)
- 離婚裁判中に、互いに円満にやり直すことを決めた事案(事例191)
- 離婚に際して妻から多額の財産分与と慰謝料を求められたが、弁護士が介入して早期協議離婚に至った事例(事例186)
- 不貞慰謝料を請求されたが、3分の1以下に減額できた事例(事例185)
- 面会交流の調整と財産分与等についてまとめ協議離婚した事例(事例180)
- 弁護士が入ることにより直接交渉をせずに、離婚協議を進めることができた事例(事例169)
- 協議において条件が調い離婚が成立した事案(解決事例168)
- 夫の浪費癖が原因で鬱と診断された方の離婚協議で、財産分与に合意を得られた事例(解決事例156)
- 不貞被害者側からの執拗なメールへの対応に弁護士が介入し、不貞加害者の精神的負担を軽減した事例(解決事例154)
- 元夫と子供の面会交流で元夫がルールを破って女性を同席させていたことを受け、罰則規定を設けた事例(解決事例149)