算定表に基づく養育費の金額よりも高い金額で養育費を獲得できた事例(事例205)

事情

 相談者(Xさん)は、Yさんと結婚しましたが、Yさんの不貞が発覚し、離婚したいと思うようになり、弊所にご相談に来られました。

 

結果

 弁護士がYさんと任意で協議しようと思い、連絡しましたが、拒否されたため、離婚調停を申し立てました。主な争点は養育費や慰謝料等でした。本来の養育費の相場は、約5万円ほどでしたが、弁護士が協議した結果、最終的に6万2000円という金額で調停が成立しました。

解決ポイント

 養育費の金額は、基本的に、いわゆる算定表に基づいて決定されます。もっとも、調停はあくまでも話し合いの場なので、必ずしもそれに従う必要はありません。本件では、弁護士がXさんの今後の養育に関する経済的な理由等を相手方に説得的に説明した結果、最終的に算定表に基づく金額よりも高い金額で養育費を得ることができました。

 

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