算定表に基づく養育費の金額よりも高い金額で養育費を獲得できた事例(事例205)
事情
相談者(Xさん)は、Yさんと結婚しましたが、Yさんの不貞が発覚し、離婚したいと思うようになり、弊所にご相談に来られました。
結果
弁護士がYさんと任意で協議しようと思い、連絡しましたが、拒否されたため、離婚調停を申し立てました。主な争点は養育費や慰謝料等でした。本来の養育費の相場は、約5万円ほどでしたが、弁護士が協議した結果、最終的に6万2000円という金額で調停が成立しました。
解決ポイント
養育費の金額は、基本的に、いわゆる算定表に基づいて決定されます。もっとも、調停はあくまでも話し合いの場なので、必ずしもそれに従う必要はありません。本件では、弁護士がXさんの今後の養育に関する経済的な理由等を相手方に説得的に説明した結果、最終的に算定表に基づく金額よりも高い金額で養育費を得ることができました。
- 離婚訴訟を提起したところ、相手方が協議の離婚を申し出て離婚が成立した事例(事例206)
- 算定表に基づく養育費の金額よりも高い金額で養育費を獲得できた事例(事例205)
- 暴力等に対する慰謝料の金額を0円として協議離婚を成立させた事案(事例204)
- 5年以上前の未払養育費について時効援用が認められた事例(事例203)
- 離婚後の事情変更を理由に養育費の減額を成功させた事案(事例201)
- 財産分与のうち不動産の財産分与が問題となった事例(事例192)
- 離婚裁判中に、互いに円満にやり直すことを決めた事案(事例191)
- 離婚の原因が相手方にあることを示して、婚姻費用と養育費を適正な金額に定められた事例(事例190)
- 相手方が特定の預金口座の存在を明らかにしなかった事例(事例188)
- 子を連れ去った妻に対し、面会交流の条件や解決金の金額の減額などを実現した事案(事例187)


















