万全の離婚協議書を作成した事例(解決事例9)
万全の離婚協議書を作成した事例
依頼者:女性(相談時34歳、Iさん)事情
Iさんは、夫が浮気をしたため、それが原因で離婚することになりました。 不動産の財産分与や子供の養育費についてなどについて口約束ではなんとでも言っていましたが、信用が置けなかったため、文書にまとめておきたいと考えていました。しかし、どのような書き方をすれば法的にきっちりしたものになるのか分からなかったため、当事務所に相談に来られました。結果
養育費等については、Iさんが離婚後も夫の経営する会社の仕事を手伝わなくてはならないことから、その生活費も含めて、月額150万円を支払って頂くことを離婚協議書に入れました。
不動産については、まだローンが残っており、Iさんが財産分与を受けたとしても、支払が難しい等の事情がありました。そこで、ただ財産分与を受けるだけではなく、ローンの支払は夫が継続していくということ、および仮に支払が滞った場合は、違約金をいただく旨を離婚協議書の中に盛り込みました。
弁護士のコメント
今回は、離婚協議書の作成依頼でした。離婚協議書を作成するには、いくつかポイントがありますが、まずは法的にしっかり押さえたものであることと作成前にしっかりと今後の人生設計やリスクなどを考えておくことが必要です。
今回のご依頼では、ローンの支払いとその支払が滞った場合のリスクを抑える内容を入れたものとなりました。
弁護士のサポート内容
代理交渉・協議書作成。
Iさんは子供を2人育てつつ、夫が経営する会社に勤めたままでなければならないという少し特殊な事情もあったため、その事情に即した対応となりました。