離婚に応じないモラハラ夫との離婚を迅速に成立できた事例(解決事例37)
離婚に応じないモラハラ夫との離婚を迅速に成立できた事例
依頼者:女性(Xさん)事情
離婚に応じない夫との間にて,離婚調停と婚姻費用調停を経て不成立になったため,相談者である妻(Xさん)から依頼を受け,離婚訴訟から代理人として受任しました。結果
弁護士がXさんの代理人として就任した訴訟においても,夫は離婚を拒否していました。 しかし,当方が,夫のモラルハラスメントを離婚原因として主張したところ,判決で離婚が認められるとともに,慰謝料165万円が認められました。 結果としては,その後,夫側が控訴をしてきたため,早期解決を望んでいたXさんのご意向から,慰謝料を減額の上,訴訟を取り下げて協議離婚においての離婚成立となりました。解決ポイント
モラルハラスメントを具体的に主張し,メールや診断書等の立証の他,尋問で夫側が無自覚に精神的暴力を与えていたことを印象付けられたことが,モラルハラスメントが認められ,慰謝料を認める判決が得られた要因だと思います。 最終的に,訴訟は取り下げましたが,判決で高額の慰謝料が認められたことによって,夫に対し,離婚に同意させるプレッシャーを与えられ,早期解決につながったと思います。