長引くと思われた解決が弁護士のサポートにより早期解決を得られた事例(解決事例53)
長引くと思われた解決が弁護士のサポートにより早期解決を得られた事例
離婚等請求被告事件
男性(Xさん)
事情
相談者(Xさん)は,突然妻から離婚を宣告され,子供を二人連れて出て行かれてしまいました。
そのまま,妻より離婚調停を申し立てられましたが,妻が調停内外を問わず,無理な条件提示や思い通りに進まない調停へのクレームメールを送ってくるため,その対応に苦慮していることから,ご相談にいらっしゃいました。
結果
離婚調停の期日やその間の交渉について,継続相談サポートで対応しました。
調停は,妻側の無理な条件提示や要求から,もうしばらく長引くかと思われましたが,3回目の期日で想定以上に条件がまとまり,調停離婚が成立しました。
解決ポイント
本件は、無理な妻側の条件提示が続いたことから、調停での離婚成立は厳しいかと思われる案件でした。特に、本件のように代理人をたてずに本人同士で行う調停では、お互いに感情的になってしまい、きちんと伝えるべき主張を整理して的確に伝えられずに調停が進んでしまい、求めている結果を得られないことがあります。
そのため、調停期日の前にはどういった主張をするのかなどの事前打ち合わせを念入りに行いました。
その甲斐あってか、Xさんも冷静に対応することができ、できる限り慎重にことを進められたことが功を奏したと思われます。
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