不貞行為による慰謝料を請求された事案で、弁護士の介入により大幅な減額ができた事案(事例177)
不貞行為による慰謝料を請求された事案で、弁護士の介入により大幅な減額ができた事案
損害賠償請求
女性
事情
交際していた相手が、交際期間中に別の人と結婚した。ある日、交際相手から、結婚していたことを告げられたが、その後も交際を続けてしまった。
すると、その後、交際相手の妻から弁護士を通して損害賠償請求の通知が届いた。
どのように対応すべきか不安になり、相談に来られた。
結果
相手方から500万円を請求されていたところ、示談交渉により、120万円を支払うことで和解が成立した。
解決ポイント
相手方からは、不貞行為の期間が長いことや、これによって夫婦の関係が極めて悪くなったことを理由に、高額の慰謝料を支払うべきと主張された。
これに対して、婚姻期間のうち、半分以上の期間は、既婚者であることを告げられていなかったことや、相手方夫婦が離婚に至っていないことから、減額されるべきであると交渉を行い、和解をまとめることができた。
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