最終的に条件を良くすることで離婚を選択した事例(198)

離婚事件

女性

 

事情

依頼者の方は、夫が不貞行為をしたことから子供二人を連れて別居し、その後自ら離婚調停を申し立てられましたが、夫が離婚に応じなかったことから、離婚訴訟の提起を依頼されました。

 

結果

依頼者の方は、夫との離婚、2人の子らの親権の獲得、養育費の支払、慰謝料の支払を求められましたが、和解では夫との離婚、2人の子らの親権の獲得、養育費の支払が認められましたが、早期に離婚したいとの意向から、慰謝料については放棄することとして、早期に和解を成立させました。

 

解決ポイント

夫は、当初は不貞の事実を認めず、離婚を拒んでいましたが、離婚訴訟と併せて提起した不貞相手の女性に対する慰謝料請求訴訟において、不貞相手の女性が不貞行為を認めたことから、夫も離婚に応じることになりました。


また、夫は当初は低額の養育費の支払を提案してきましたが、養育費の算定方式に従って計算したところ、その額の養育費の額が認められました。

 

当事者間では、容易に解決できない問題でも、弁護士が介入することで、柔軟な解決ができる場合もあります。

離婚でお困りであれば、まずはご相談下さい。

 

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