財産分与の対象となる財産を調査し、裁判離婚が成立した事例(事例174)
財産分与の対象となる財産を調査し、裁判離婚が成立した事例
離婚請求事件
男性
事情
相談者(Xさん)は、配偶者のYさんから離婚を求められ、財産分与、養育費その他が争点となったため、弊所にご相談に来られました。
結果
Xさん名義の預貯金口座の通帳を相手方に渡していたところ、所在不明のものが多数あったり、返却された通帳も残高がほとんどなかったりしたため、事件は高等裁判所まで進み、共有持分となっている不動産についてはXさんが代償金を支払って単独所有になるなどの内容で、和解となりました。
解決ポイント
Xさんの保有する、高い評価額がつけられそうな会社の株も財産分与の対象となりかけましたが、そちらは争点から外すことができたので、Xさんにとって利益とできました。
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