夫の不倫相手から示談金の支払い、接触禁止の約束を得た事例(解決事例38)
夫の不倫相手から示談金の支払い、接触禁止の約束を得た事例
依頼者:女性(Xさん)
事情
Xさんの夫が、職場の同僚女性と不倫をしていました。
Xさんは、不倫の事実を知り、相手の女性に不倫をやめるように伝えたところ、一旦不倫が終了したかのように思われました。
しかし、数ヶ月後、再度、夫と不倫相手が会っていることが発覚しました。
Xさんは、夫に愛情を持っており、離婚を望んではいませんでしたが、夫と不倫相手の交際が続くことに困り、当事務所にご相談にいらっしゃいました。
結果
ご依頼後、弁護士から夫の不倫相手に対して不貞行為に基づく損害賠償を求める旨の内容証明を送付しました。その際、今後重ねて不貞行為を行った場合には請求額を増加する旨を記載し、夫と不倫相手が交際を継続しないように警告しました。 その後、弁護士が不倫相手と交渉し、示談が成立しました。
示談内容は、
①不倫相手がXさんに対して100万円を支払うこと、
②不倫相手が夫と二度と接触しないこと、
③不倫相手から夫に対して100万円の一部の負担を求めないこと(求償権放棄)としました。
解決ポイント
妻本人からの警告では、不倫を止めることすらできませんでしたが、弁護士が介入して訴訟を提起する意向を示すことで、示談金の支払い及び接触禁止の約束をさせることができました。
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