最終的に条件を良くすることで離婚を選択した事例(199)
離婚事件
女性
事情
依頼者の方は、急に夫と子供が家を出て、弁護士から離婚を求め、夫名義である自宅を退去するよう求める内容の通知を送られ、離婚調停を起こされる状態でした。何が何だか事態が分からず、離婚はしたくないとのことでご相談にご来所されました。
結果
依頼者の方は離婚を望んではいませんでしたが、相手方である夫の離婚の意思は固く、やり直すことは難しい状況でした。依頼者もこれを受け入れ、離婚に応じることとしました。
その上で、離婚の条件を整えることに方針を切り替えました。依頼者の方が収入が高く、別居後の婚姻費用の支払いを求められる状況でしたが、その支払いを一部免除させました。また、退去までの期間を長めに猶予させるよう求め応じさせました。子供への愛情を伝えるため、面会交流や養育費の支払いについても最低限こちらの意向を通しました。
このように、最終的に条件を良くすることで離婚を選択し、調停を成立させることができました。
解決ポイント
相手方の気持ちもある中、離婚するかしないか、その選択をするにしても、法的な面でもお気持ちの面でも、ご自身一人では対応しきれないことは多々あります。
その時、弁護士が、良き相談者や代言人となれます。
一人で悩まず、ぜひ弊事務所までご相談ください。
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