していない不貞行為について疑いをかけられ慰謝料請求されたが解決した事例(解決事例25)

していない不貞行為について疑いをかけられ慰謝料請求されたが解決した事例

依頼者:女性(相談時26歳、Yさん)

 

事情

 

 Yさんは、以前から知り合いであった写真好きの男性に「水着のモデルになってくれないか」と頼まれ、快諾しましたが、当初、スタジオでの撮影の予定でしたが、急遽、ホテルでの撮影に変更になったと連絡があり、ホテルで撮影することになりました。
撮影では、水着の撮影を行っていましたが、その男性よりセミヌードの写真のモデルになることをせまられ、Yさんは「この密室で怒らせると何かされるかもしれない」、と考え、承諾してしまいました。その後、男性より肉体関係を迫ってきましたが、断り、急いでその場から逃げ出しました。
その後、男性はそのセミヌードの写真をコンテストに応募しましたが、その際に、男性の妻に見られてしまいました。Yさんと妻は元々面識があったことから、男性とYさんの間の不貞行為を疑われ、慰謝料請求されることになってしまいました。
その後、Yさんのもとに男性の妻より電話が頻繁にかかってくるようになり、電話口で大声で怒鳴られるため、精神的に参ってしまいました。
Yさんとしては、不貞行為をしていないので、弁解しようと試みましたが、相手方は聞く耳をもってくれず、誤解されたままの状況をどうにかしたいと考え、当事務所に相談にこられました。  

 

結果

 弁護士が代理人として相手方と交渉することになりました。
相手方は、弁護士に対しても感情的に罵倒することなどもありましたが、それでも弁護士が粘り強く事情を丁寧に説明することで、最終的には理解を得ることができました。
結果、相手方からの誤解もとけ、不貞な関係もなかった、という内容の合意書をかわすことができました。
本件では、依頼者は、相手方から電話で大声で怒鳴られるなど、精神的な負担が募っていたので、弁護士が代理に入って全ての交渉の窓口となることで、依頼者を精神的負担から解放することができました。

弁護士からのコメント

本件は、相手方が感情になっており、それが解決の障害となっている事案であったので、弁護士が依頼者を精神的な負担から解放しつつ、相手方に対しては冷静に丁寧に対応したことが解決のポイントとなったものと思われます。
「双方での話し合いをする」ことは、当事者間では感情的になってしまい、話し合いにならないことが多々あります。そこで代理人として弁護士をたてることによって、相手方も冷静になることができ、感情的になる、という問題が解決し、事件も解決にむかうことができます。 お困りの際はぜひご相談下さい。  

 

 

弁護士のサポート内容

代理交渉、合意書作成

 

 

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