離婚を受け入れる代わりに婚姻費用、慰謝料請求取り下げを獲得した事例(解決事例35)
離婚を受け入れる代わりに婚姻費用、慰謝料請求取り下げを獲得した事例
依頼者:男性(Xさん)
事情
Xさんは、20代の時に妻と結婚し、3人の子どもに恵まれ、妻Yの家事や子育てに不満を持ちながらも、離婚は全く考えずに過ごしていました。
しかし、ある日、仕事から自宅に帰ったら、 Yが3人の子どもを連れて家を出て行ってしまい、Y等の居場所が分からなくなってしまいました。
その後突然、Yが弁護士に依頼し、離婚・婚姻費用・300万円の慰謝料等が調停を通じて、請求されました。
結果
約6ヶ月の調停の結果、Xさんが離婚を受け入れる代わりに、Yにはこれまでの婚姻費用、300万円の慰謝料の請求を取り下げてもらうことで合意が成立しました。
解決ポイント
双方の意見が一致せず、離婚調停が不調となった場合には、離婚が決まるまで、Xさんが婚姻費用を負担する必要が出てきます。Xさんは、当初離婚に反対していましたが、状況を理解してもらい、出来る限りXさんからの出費が少ない方向で解決するように努力をしました。
- 暴力等に対する慰謝料の金額を0円として協議離婚を成立させた事案(事例204)
- 弊所のサポートとして継続相談サポートを選択し、弁護士がアドバイスを行った事例(事例202)
- 不貞行為による慰謝料を請求された事案で、弁護士の介入により大幅な減額ができた事案(事例177)
- 夫の不貞相手に対する慰謝料を請求し、早期に解決した事案(事例176)
- 相手方が慰謝料の請求を諦め、解決金160万円という内容で調停離婚が成立した事例(事例175)
- 資力がないことを理由に不貞行為の慰謝料をしようとしなかった相手方に、弁護士が粘り強く交渉して分割払いの和解契約書を交わすに至った事例(解決事例158)
- 養育費と慰謝料の支払いを拒否する夫に、代わりに子供の面会を拒否するとの条件で離婚成立に至った事例(解決事例150)
- 無収入だった夫との離婚で弁護士のアドバイスにより財産分与をせずに離婚できた事例(解決事例148)
- 相手方が主張するDVの主張を排斥し、不当な慰謝料の支払を回避した事例(解決事例141)
- 不貞慰謝料の請求額を3分の1に減額できた事例(解決事例140)