10年間不倫をしていた男性の妻からの慰謝料請求を大幅に減額した事例(解決事例39)
10年間不倫をしていた男性の妻からの慰謝料請求を大幅に減額した事例
依頼者:女性(Xさん)
事情
依頼者(Xさん)は、元同僚の妻子ある男性と10年程度不倫関係を続けていました。
過去に一度、Xさんとの関係を、男性の妻に知られてしまいましたが、男性が謝罪し、二度と不倫しないと誓うことにより、事態はおさまりました。
しかし、数年後に再度、Xさんとの不倫継続の事実が発覚し、不倫相手と妻との婚姻関係が破綻したことから、妻が弁護士を通してXさんに対して500万円を請求しました。
依頼者は、不倫相手の妻に対して申し訳ないと感じており、いくらかの賠償を支払う意思はありましたが、500万円もの支払いは到底することができず、当事務所に交渉を依頼されました。
結果
Xさんと相談の上、
①不倫相手に対する求償権(Xさんが支払った賠償金のうちの一部の負担を求める請求権)を放棄すること、
②二度と不倫をしないと誓うことを条件として提示し、120万円に減額して示談しました。
解決ポイント
求償権放棄等の条件を入れることで請求金額から大幅に減額することができました。
- 弊所のサポートとして継続相談サポートを選択し、弁護士がアドバイスを行った事例(事例202)
- 最終的に条件を良くすることで離婚を選択した事例(199)
- 弁護士が介入することで、家の明渡しが猶予された件(事例197)
- 不貞した配偶者と今後の婚姻関係に関する取決めを合意書の形で作成した事例(事例196)
- 適正な額の養育費の支払を受けることができ、財産分与として相当額を取得することができた事例(事例195)
- 不貞行為を理由に慰謝料の支払いを求められたが、早期の離婚が成立した事例(事例194)
- 元夫に対して、養育費の支払いを督促し、面会交流についての取り決めを守るよう申し入れた事例(事例193)
- 財産分与のうち不動産の財産分与が問題となった事例(事例192)
- 元夫に対する年金分割請求(事例189)
- 不貞慰謝料を請求されたが、3分の1以下に減額できた事例(事例185)