解決金の支払いを受け、婚姻費代分担なしに離婚成立を得られた男性の事例(解決事例47)
解決金の支払いを受け、婚姻費代分担なしに離婚成立を得られた男性の事例
離婚等請求事件
男性(Xさん)
事情
相談者(Xさん)は、他の男性と恋に落ち、家を出ていってしまった妻から離婚、及び婚姻費用分担を求める調停を申し立てられました。
Xさんには、妻がその男性と恋愛関係にあったことを示す証拠もありましたが、離婚に踏み切ってよいものかどうか悩まれ、相談にいらっしゃいました。
結果
弁護士が代理人となり、妻との調停を行いました。
その結果、
①調停を申し立てた妻より、解決金として150万円(うち50万は事実上財産分与)を支払ってもらい、離婚すること。
②婚姻費用の分担はなし。 という形での調停成立が得られました。
解決ポイント
妻側の不貞を推認させる証拠を出したところから流れが変わり、離婚成立を優先する相手方から柔軟な態度を引き出すことができました。解決金の金額については、依頼者は少し不満があったようでしたが、慰謝料請求の訴訟をやった場合との比較等を説明させていただき、無事、成立できました。
- 暴力等に対する慰謝料の金額を0円として協議離婚を成立させた事案(事例204)
- 財産分与と婚姻費用について争いがあり、依頼者の希望に沿う額が認められた事例(事例183)
- 精神疾患のある配偶者に対する離婚請求(事例181)
- 婚姻費用について家庭裁判所の基準から月額3万4000円増額することができた事案(事例172)
- 外国で暮していた夫婦の片方が帰国する形で別居したケースで、弁護士が婚姻費用の減額交渉に成功した事例(解決事例153)
- 赤字経営の事業者に対して同業の平均年収と同等の潜在的稼働能力があることを前提とする婚姻費用の支払いを認めさせた事例(解決事例143)
- 上手く主張し交渉する事で、解決金として割高の金額を獲得できた事例(解決事例126)
- 婚姻費用について調整しつつも、相手方請求額から大幅に減額させた事例(解決事例115)
- 相手方が離婚に応じる姿勢をみせなかったが、粘り強い交渉により調停での離婚が成立した事例(解決事例108)
- ①離婚②相手方請求の婚費と養育費より低い金額での合意を協議で成立させた事例(解決事例99)