調停における誤った婚姻費用算定について適正な交渉を後押しした事例(解決事例67)

調停における誤った婚姻費用算定について適正な交渉を後押しした事例

婚姻費用調停事件
男性(Xさん)

 

事情

 相談者Xさんは,婚姻費用調停を申し立てられましたが, 婚姻費用について,個人事業主としての収入の算定について, 調停委員に相当高額に算定されていることが納得いかない,ということで ご相談にいらっしゃいました。


 

結果

 個人事業主の売上を根拠にしていることが誤りであることを指摘して, 調停委員に理解してもらうことができました。  

 

解決ポイント

 依頼者本人が調停に出廷するに際して,アドバイスが欲しいとのことで受任しました。
 本件における依頼者は個人事業主である上,調停委員の個人事業主の基礎収入への理解が不十分であったため,調停委員の誤った見解についてアドバイスを詳細に行いました。
 それによって,弁護士から見ても,ある程度妥当な範囲内での調停交渉となりました。
(代理人をつけずに調停に望む場合,調停委員の誤った見解がそのまままかり通ることが有り得ることを痛感しました。)  


 

 

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