弁護士が代理人となることで2回目の調停で離婚成立できた事例(解決事例84)
        弁護士が代理人となることで2回目の調停で離婚成立できた事例
離婚等請求事件
男性(Xさん)
 
事情
依頼者(Xさん)は,性格の不一致から離婚を希望していましたが,妻が離婚に応じないため,当事務所にご依頼いただきました。
妻としては,子どもが親の離婚を望んでいないことから,その意思を汲もうとしていたため,Xさんの意思とは異なり,なかなか離婚に応じてはくれませんでした。
 
結果
当事務所がXさんの代理人となったところ,相手方にも弁護士が就任したため, 代理人同士での離婚協議が先行しました。
それにより,調停提起後,
一回目でおおよそ離婚することと 離婚条件の方向性が定まりました。
また,続けて二回目の期日までに,離婚条項案を作成し, 相手方に送付して検討をお願いしたことにより,その内容を前提として,
二回目の期日で離婚をまとめることができました。
 
解決ポイント
協議離婚の段階では,離婚に応じない相手方であっても,代理人を就けた上での離婚調停提起にまで至れば,気持ちが変わることもあります。
協議でまとまらない離婚案件を弁護士にお願いしてもらう実益は, ここにもあるのではないかと思います。