不貞行為を理由に離婚した後、元妻の不貞相手に対する損害賠償請求が認められた事例(解決事例122)
不貞行為を理由に離婚した後、元妻の不貞相手に対する損害賠償請求が認められた事例
損害賠償請求事件
男性(Yさん)
事情
元妻の不貞行為を理由に離婚。その後、約3年が経った時点で、元妻の不貞相手に対して損害賠償を請求しました。
結果
訴訟上の和解により、60万円を、5万円ずつ12回に分割して支払われる内容で合意しました。
解決ポイント
本件では、別居後の不貞行為については立証できた者の、同居時の不貞行為自体は証拠がなく、立証ができませんでした。そこで、別居直後の不貞行為であり離婚との因果関係が認められること、別居前から親密にしていたことなどを主張しました。 和解の段階になり、裁判所からは50万円を限度で損害賠償を認めるとの心証開示があり、一方で、相手方からは分割払いにして欲しいとの要請がありました。 そこで、分割払いを認める条件として、示談金額を増加させ、60万円の分割払いで合意を成立させました。
- 暴力等に対する慰謝料の金額を0円として協議離婚を成立させた事案(事例204)
- 弊所のサポートとして継続相談サポートを選択し、弁護士がアドバイスを行った事例(事例202)
- 不貞行為による慰謝料を請求された事案で、弁護士の介入により大幅な減額ができた事案(事例177)
- 夫の不貞相手に対する慰謝料を請求し、早期に解決した事案(事例176)
- 相手方が慰謝料の請求を諦め、解決金160万円という内容で調停離婚が成立した事例(事例175)
- 資力がないことを理由に不貞行為の慰謝料をしようとしなかった相手方に、弁護士が粘り強く交渉して分割払いの和解契約書を交わすに至った事例(解決事例158)
- 養育費と慰謝料の支払いを拒否する夫に、代わりに子供の面会を拒否するとの条件で離婚成立に至った事例(解決事例150)
- 無収入だった夫との離婚で弁護士のアドバイスにより財産分与をせずに離婚できた事例(解決事例148)
- 相手方が主張するDVの主張を排斥し、不当な慰謝料の支払を回避した事例(解決事例141)
- 不貞慰謝料の請求額を3分の1に減額できた事例(解決事例140)