弁護士が表に立たずに後方支援をしたことで,早期に親権の獲得と離婚をすることができた事例(解決事例127)
弁護士が表に立たずに後方支援をしたことで,早期に親権の獲得と離婚をすることができた事例
離婚協議事件
男性(Bさん)
事情
親権を取得したいものの,離婚協議の進め方について悩み,相談に来られました。妻から子2人を連れて別居離婚することを伝えられたが,片方の子の親権を取得したいとして,ご相談をいただきました。
結果
こちら側が先に子連れ別居をすることも検討しましたが,相手方の性格を考慮し,当事者間での話し合いでの親権の取得が妥当と考えました。財産分与や養育費などを若干譲歩し,相手方の資力からは子2人を育てられないこと,面会を定期的に行い,子等にとっても最善であることなどを強調し,当事者間の協議で親権を取得することができた。また,離婚協議書を作成し,無事,離婚も成立しました。
解決ポイント
離婚協議では,弁護士を入れずに当事者間で協議をした方が早期にいい条件を獲得できるケースもあります。その場合にはどのように動けばいいかの助言と書面作成を弁護士がします。本件では,弁護士が表に立たずに後方支援をしたことで,早期に親権の獲得と離婚をすることができました。
- 暴力等に対する慰謝料の金額を0円として協議離婚を成立させた事案(事例204)
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