浮気の慰謝料請求を大幅に減額(約90%減少)させた事例(解決事例7)

 

浮気の慰謝料請求を大幅に減額(約90%減少)させた事例

依頼者:男性(相談時40歳、Gさん)

事情

 

Gさんは、同窓会で再開した女性と不貞関係を持ってしまいました。その後、浮気がその女性の夫に判明してしまい、慰謝料550万円を請求されてしまいました。

請求金額が高額であったこと、Gさんにも妻子があり家族に迷惑をかけたくないとの思いから、一人で悩んでおり、夜も眠れない日々が続いていました。

その上、相手の夫からは裁判をすると言われてしまい、困り果てた結果、Gさんは思い切って当事務所に相談に来られました。

結果

 

弁護士が間に入ると、裁判所からの連絡は弁護士のところに来る(相談者のところに原則来ない)ため、家族に隠しながら裁判を進めることができます。

今回も、裁判所からの連絡が当事務所に来ることになっていたため、安心して裁判を進めることができました。

 

裁判では、Gさんが相手の女性となぜそのような関係を持ってしまったかを、しっかりと主張立証していきました。そうすると裁判官もその事情を理解して下さり、こちら側の見方になってくれました。

その上で、こちらからは、Gさんも自分の非を認めるところは認めた上で、相手女性に対してこの件に関して求償権を行使しないという条件を提示し、約60万円(約490万円(約90%)の減額)を支払うとの内容で裁判上の和解をすることになりました。

弁護士のコメント

 

今回は、浮気をしてしまった方からの相談でした。

不貞行為の慰謝料請求は、浮気をした当事者2人の間で連帯債務(双方が全額について支払義務があります)となります。

そして、その一人が慰謝料全額を支払うと、その後浮気相手に対して求償権(支払った金額の一部を自分に支払えと言うことができる)を行使することができます。今回は、事情もあり、この求償権を裁判でのやり取りの中で上手く使うことができました。

確かに浮気は良くないことですが、そこに至るには人それぞれの事情があります。また、法外な要求されてしまっている方もおられるでしょう。家族に言いにくいことでもあるでしょうから、一度ご相談いただけたらと思います。

弁護士のサポート内容

 

代理交渉・訴訟の代理人。

 

今回は、Gさんの家族に内緒ですすめることが必要だったため、相手方の動向にも細心の注意を払いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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