請求金額より70%減額し和解した事例(解決事例28)
請求金額より70%減額し和解した事例
依頼者:女性(相談時28歳、Bさん)
事情
Bさんは、妻子ある会社の同僚の男性と交際していました。
ある日、Bさんの妻(相手方)に、交際相手の男性がBさんを撮影した裸の写真などが見つかり、Bさんとの関係が発覚してしまいました。 相手方からの連絡がかなりきましたが、怖かった為放置してしまったところ、相手方に代理人が就き、訴訟を提起されてしまいました。
Bさんも悪いという気持ちはあったため、支払意思はありましたが、請求金額が500万円とかなり高額であったため、どうにかできないかと弊事務所に相談に来られました。
結果
弁護士が代理人に就き、訴訟の代理など含めて交渉をすることになりました。
相談者としては150万円までなら支払い可能であり、しかし、同僚の男性と交際がまだ続いていることから今後会わない旨の誓約書は交わしたくない、とのことでした。
やはり、こちらが妻子持ちの男性と交際していることもあり、今後合わない旨の誓約書を交わさずに和解することは難しい状況であったため、Bさんに納得していただいた上で、支払い金額をできるだけ減額してもらう方針に変更することにしました。
相手方代理人との粘り強い交渉の結果、最終的に、相場(150万円)より半額以下の、慰謝料70万円(今回は請求金額500万円から約70%の減額)という金額での和解が成立しました。
弁護士からのコメント
今回は、浮気相手になってしまった側からのご相談でした。
多額の金額を請求されてしまった場合でも、弁護士が介入することにより、何か折り合う条件(今回で言うと今後会わない旨の誓約書を交わすこと)を導き、金額を減額し和解することが可能です。 折り合う条件については個々の事例によってかなり異なりますが、解決事例などを元に弁護士が皆様と検討します。
弁護士のサポート内容
代理交渉,訴訟
- 5年以上前の未払養育費について時効援用が認められた事例(事例203)
- 面会交流の調停を申し立てたが、最終的に夫婦関係をやり直すという結論に至った事例(事例178)
- 不貞行為による慰謝料を請求された事案で、弁護士の介入により大幅な減額ができた事案(事例177)
- 蒸発した妻と円満に復縁した事例(解決事例160)
- 離婚自体に争いはなかったが、公正証書の作成や登記手続き・子の氏の変更等の手続きを依頼された事例(解決事例145)
- 不貞慰謝料の請求額を3分の1に減額できた事例(解決事例140)
- 元交際相手(女性)の夫から,不貞慰謝料を請求された事例(解決事例135)
- 重婚状態になっていたため前夫との婚姻関係を解消した事例(解決事例104)
- 家庭裁判所算定基準より高額の養育費の合意を得られた事例(解決事例102)
- 受験を控えた未成年者を考慮し早期離婚を成立させた事例