不貞行為を行った相手方から離婚請求訴訟を提起され、原審・控訴審を通して請求を棄却させた事例(解決事例142)

不貞行為を行った相手方から離婚請求訴訟を提起され、原審・控訴審を通して請求を棄却させた事例

離婚等請求被告事件
女性(Aさん)

事情

相手方の不貞行為が発覚した後、数年間別居をしていたところ、相手方から離婚を請求された事案。
本人は、夫婦としてやり直すことは難しいと考えながらも、少なくとも子が独立するまでの間は離婚をすべきではないと考えていた。

結果

1審、2審とも、相手方の有責であることが認められ、現時点での離婚は認めないとの判決を得ることができた。

解決ポイント

相手方は、自身の不貞行為を認めつつも、不貞行為発覚後の当方の行動こそが婚姻関係を破綻させたのだと主張し、当方の有責性が高いなどと主張してきた。
そこで、詳細な打合せを行ったうえで、事実関係・時系列を明確にして主張を行い、また、本人がどのように感じたかを尋問で明らかにするなどして、相手方の不貞行為がいかにして夫婦関係の破綻を招いたものであるかを明らかにした。
結果、裁判所からも、婚姻関係の破綻は認定されつつも、相手方の不貞行為こそが破綻の原因であることを認められ、離婚の請求を棄却させることができた。

 

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